管理人 【声優】石滝 涼 の独り言
当サイトを管理をしている代表のイシタキリョウ(Ryou Ishitaki)と申します。
本名は別にありまして、その名前で長い期間、声優をやってきました。
実績公開できない案件ばかりやってきたので世間的な知名度はそんなにないですが、
生活できてはいたので一応はプロ声優に…なるんでしょうかね。
自己顕示欲が普通の役者よりも薄く、そもそも違う世界の人物になれるということに最大の魅力を感じて役者をやっていた私はいつも本名でやってきたことを後悔していたので、この度モーションコミック特化のサイトを運営するにあたり芸名である石滝涼と名乗ることに致しました!( *´艸`)
おそらくこれからStudio Win-chのモーションコミック制作の参加を少しでも考えてくださる人は「この石滝って人はどんな人だろう…正直怖いし信用してもいいのだろうか」となってしまうでしょうからどうにか信用を勝ち取っていかねばなりませんね。
かといって顔も合わせていない私をいきなり信用してくださいと言っても無茶な話ですよね(._.)
一応ココナラでは身分証預けてますし機密保持契約(NDA) もしておりますので少しでも信用の足しにでもして頂ければ…!(切実)
地道に誠実に頑張って参ります。
ではでは私を少しでも知って貰う為に自己紹介させて頂きますね。
今までのエピソードをさらうので少しだけ重いかも・・・?(;´Д`)
千葉県木更津市生まれ。
両親と共に沖縄と熊本へ移り住み、上京後は寮生活を経て一人暮らし。
中学卒業時から「手に職を」の考えのもと動き、紆余曲折あり声の技術職である声優になる。
事務所所属となった後も慢心せずにレッスンや勉強を続け更なる人脈構築をと奔走するが、自分の力だけではどうしようもない大人の事情が絡んだ業界だと実感する。
夢を追おうとしている若人が見ているかも知れないので大っぴらに詳しくは話せないが、声優として仕事を始めてから業界特有の不条理な出来事に幾度も巻き込まれ、手のひらがクルクル回りまくって全く信用ならない業界人達と業界そのものに嫌気がさす。
これは偶然なんだ、巡り合わせが悪かっただけだと自らに言い聞かせ懸命に耐え続けるも、否応なく起こる現実の連続にとうとう心が腐り始める。
こんなんじゃダメだと立ち上がろうとするが、懸命に立ち回った先でまた心を踏みにじられたら…とトラウマになって積極的に営業活動ができなくなっている事を自覚する。
競争率の半端なく高い声優業界では割り切るべきだったんだろうが、他人を出し抜いて踏み台にしたりアンフェアな事はどうしてもできなくて、結果様々なものから距離を取ってしまい、その後も本来自分のやりたかったアニメやゲームなどの案件の話は更に離れて萎えていく。
そんな中で唯一継続的に依頼のあったナレーションやCMの仕事はとても好きだったし性にも合っていて順調に経験を積ませて頂き、声優としての自尊心の唯一の柱でもあった。
しかし依頼される仕事は守秘義務の関係で自分の声だと告知出来ない物やクレジット表記無しの案件が多く、仕事があることは大変ありがたい事ながら自身の名は全く売れずに悶々とする。
映画館や美術館やCM等で自分の声が流れていても自分だと分かってもらえないし、そもそも「この声あなたの声じゃないですか?」と言われても守秘義務契約のせいで認める事もできませんしね…
それからだいぶ長いこと惰性で生活してしまいますが、そのゆるやかな日々の中で、
『仕事を着実にこなし次に繋がったとしても枝分かれしない直線的な仕事はいつかは消え去る』
『リスクをとらない事により発生してしまっていたリスクの大きさ』
『常に仕事を受ける側だったからこその仕事を振る側の喜び』
というのを感じ徐々に生き方を考え始める。各所の震災の影響も大きく響いた。
リスクを取らずに先細りするこの小さな安寧のまま世界に取り残され、
気が付いた時には身動きが取れなくなってしまうのではないか?
小さくまとまっていてはダメだ、いや、まとまってすらいないのに何すみっこに座ってるんだよ!
自分の仕事を取ってくるのが辛いなら仕事を作ればいい。みんなを巻き込んでいこう。
プラスの波ならばみんな喜んで飛び込んでくれるはずだ。
同業者の痛みがわかるからこその経営方針を打ち立てられたらクリエイターの皆の幸せに直結するのではなかろうか!?
と、ようやく奮起することに成功。
自分のみを商品として業界に売り込むのではなく、自分や関係者がそれぞれのスキルで役に立てる『場』そのものを作り出し、その仕事場で皆が納得する形で共に喜べればそれは最高に素敵な事なんじゃないかなと、過去のトラウマをねじ伏せる理屈にて心の禊も成す。
そして仲間と共にStudio Win-ch企画をスタートさせ今に至る…。
てな感じでつらつら書き連ねましたが、渦中の時もひどく病んだりとかはしませんでしたねぇ。
基本能天気なんでしょな(*’▽’)
まぁトラウマっぽい事を抱えたりはしましたが、もともと楽観的に生きているので笑って生活できておりました。すこしカビてたくらいなんかね?(笑)
今となってはその腐ってしまっていた過去もそれはそれで貴重な経験。
その経験をも活かし今は現代のWeb社会を活かして、関わってくださったみなさんで笑顔になれるような場所を作っていきたい。
私のように今の自分に納得のいっていないクリエイターや、より注目されるべき実力あるクリエイターの方々、熱意ある若い方々と協力していけば必ずや形になっていくはずだと思い行動を起こしました。
今後どうなっていくかは未知数ではありますが、天地神明に誓って、寄せて頂いた信頼は裏切らないよう当サイトを運営します。
これからの関係者の幸せを願って。
2020年3月31日
Studio Win-ch 管理人 石滝 涼